「スマホで見るとちょっと遅い」──その違和感をどう扱うか?
はじめに:その“3秒の遅さ”は、誰かの気づきかもしれない
「うちのサイト、スマホで見るときにちょっとローディングが入るんだよね。3秒くらいだけど、なんか気になる」
ある経営者のふとしたひと言。
決してクレームではなく、ましてや怒りでもない。
でも、その“ちょっとした違和感”に、プロダクトの信頼感やユーザー体験への期待が込められているように感じました。
この違和感──よくよく聞いてみると、
開発チームの中でも「たしかにちょっと気になってた」「でも今すぐじゃないかも」と言葉にならずに流されていたものでした。
このコラムでは、そんな「じわじわ効いてくる違和感」を入り口にして、
- なぜこの問題が見逃されやすいのか?
- チームの誰がどんな立場で、どう感じていたのか?
- 技術的な話だけでは終わらせず、どう“扱っていける状態”をつくるか?
──を、一緒に整理していきたいと思います。
「気づいていたけど、うまく言語化できなかった」
「現場の事情もわかるけど、やっぱり気になる」
そんな両側の視点が、少しでも歩み寄れるきっかけになればうれしいです。
「スマホで見ると、なんかちょっと遅い」──ある気づきから始まった話
ある打ち合わせの終盤、経営層からふと出た一言。
「うちのサイト、スマホで見るときに毎回ローディングが入るんだよね。3秒くらいなんだけど、ちょっと長く感じるんだよな。」
それは、厳密な指摘ではなく、“なんとなく気になる”という感覚の共有。
ただ、事業やブランドの印象を気にする立場だからこそ、その違和感は放っておけない。
実際、こんな状況でした。
- 見た目にも内容的にも問題なくリリースされたモバイルサイト
- ユーザーからのクレームや致命的なバグは出ていない
- ただ最近、初回アクセス時に数秒のローディングが入るようになり、「昔よりちょっと遅くなった?」という印象が残る
- 社内では「それくらいは仕方ない」「技術的には問題ない」と認識されていたが──
ほんの数秒の体験が、「大丈夫かな?」という気持ちを生み、「この仕様で出してしまっていいのか」という判断の揺れにつながる。
数値には表れない、けれど事業判断に影響を及ぼす“体感のズレ”。そこに、小さなすれ違いの種が潜んでいるのかもしれません。
誰がどう感じていたのか?それぞれの立場と思い
この現象には、いくつかの立場と役割が複雑に絡んでいます。
ここでは、それぞれの視点から「なぜ気づきづらく、でも放置しづらいのか?」を整理してみます。
👨💻 フロントエンドエンジニア
- 役割
- UIの実装とパフォーマンス最適化を担うポジション
- 考えていること
- SSR(サーバーサイドレンダリング)や画像の遅延読み込みなど、基本的な最適化は行っている
- 新規開発や不具合対応が優先されるなか、既存ページの微妙な表示遅延には手が回っていない
- そもそも「この程度のローディングはSPA(シングルページアプリ)ではよくあること」とも感じている
- 数値的に大きな遅延が出ているわけでもないので、深刻とは思っていなかった
「ちゃんと最適化してるし、これ以上は仕組みを変えないと難しいよな…」
🧑💼 エンジニアマネージャー
- 役割
- 技術的判断と、事業への影響を両面から見ながら優先順位を決める
- 考えていること
- 新機能のデリバリーやバグ修正でチームが手一杯な状況を理解している
- 一方で、「この違和感は何かの予兆かもしれない」とも感じている
- SPA特有のローディングや構造的な制約があるのも理解しつつ、“仕方ない”で済ませていいのか悩ましい
- 技術的には改善可能だが、コストが高いため、判断を先送りしていた
「今のリソースでやれることも限られてる。けど、確かにこれを見過ごしてていいんだっけ…?」
👔 経営者(CEO)
- 役割
- サービス全体の提供価値・ブランド体験・成長戦略に責任を持つ
- 考えていること
- 技術の詳細は把握していないが、**自分が感じた違和感はユーザーの感覚に近いのでは?**と直感的に思っている
- 「遅くなったな」と思ったタイミングでサービス全体への信頼感が少し下がるような気がした
- いま重大な問題には見えないけれど、体験の“質”がじわじわ崩れている兆しかもしれない
- とはいえ、どこまで踏み込んで改善を求めるか迷っている
「たった3秒だけど、“快適だった頃の記憶”と比べると、今はちょっと引っかかるんだよな…」
📈 マーケティング担当
- 役割
- サイト流入後の導線設計や、CVR・離脱率などのKPIを見ながら改善施策を考える
- 考えていること
- 体感速度がCVR(コンバージョン率)や直帰率に影響を与えることは理解している
- ただ今回のような“微妙な遅さ”は、数値に現れづらく検出しにくい
- ABテストやユーザーテストで検証したいが、すぐに着手する余裕はない
「数字上はそこまで悪化してない。でも、なんか気になってるってことは…見えてない離脱、あるのかも」
「気づいたときには遅くなっていた」──よくあるUX劣化のケース集
今回のように「明確な障害ではないけれど、なんとなく気になる違和感」──
それは決して珍しいものではありません。
一見すると小さな変化。
でも、それが積み重なることで、ユーザーの印象や体験全体にじわじわと影を落としていくことがあります。
ここでは、私たちが実際の現場で見聞きしてきた“じわじわ型のUX劣化”の例をいくつか紹介します。どれも「あとから振り返ると、あれが最初のサインだったのかもしれない」と思えるようなケースです。
ボタンを押しても即座に反応しない
UIは表示されているが、内部処理で一瞬反応が遅れる。
「反応がないからもう一度押す → 二重送信になる」というパターンも。
検索やフィルター結果の表示が重くなってきた
初期は即時表示されていたのに、数秒かかるように。
仕様上は問題ないため、優先度が上がりにくい。
ページ遷移で一瞬白画面が出るようになった
見た目の滑らかさが損なわれ、“なんとなく雑に見える”という印象に。
ログイン後のダッシュボードが一瞬固まる
「使い始めの瞬間」が重く、ユーザーの第一印象が損なわれる。
入力フォームで変換が効かない/フォーカスが外れる
細かいけれど入力ストレスが大きく、ユーザーの離脱要因にもなりうる。
こういった“違和感のタネ”は、日々の開発の中では埋もれてしまいがちです。
でも、それに誰かが気づいたとき──どう扱える状態にしておくか?が、プロダクトとチームの柔軟性を左右する分かれ道になることもあるのです。
なぜ、この違和感は見過ごされやすいのか?
この“なんとなく遅くなった”という体感のズレは、明確な不具合ではないぶん扱いが難しく、
日々の開発や判断の中で、気づかれてもつい後回しになってしまうことがあります。
ここでは、そうした現象がなぜ見過ごされがちなのかについて、いくつかの仮説ベースで整理してみます。
仮説1:リリース直後に問題がなかったから、今も大丈夫だと思ってしまう
初期リリース時には高速で快適に動作していた。
その記憶があることで、多少の遅延が出ても「まあ大丈夫だろう」と判断されやすくなる。
“いったんOKが出たものは安心”という心理的バイアスが働いてしまうのかもしれません。
仮説2:新機能の追加とともに、少しずつ重くなっていた
ページの構造や表示ロジックが複雑になったり、画像やライブラリの読み込みが増えていく中で、
徐々にパフォーマンスが落ちていく──でもその変化は日々の中では気づきにくい。
「機能が増えれば重くなるのは当然」という前提があることで、
“劣化”ではなく“進化の副作用”として無意識に納得してしまう場合もあります。
仮説3:パフォーマンス監視は「入っているけど見ていない」状態になっている
APM(Application Performance Monitoring)やLighthouseのようなツールは導入されている。
けれど、見ているのは主にエラー率や障害検知であって、UX寄りのパフォーマンス変化までは拾いきれていない。
日々の開発サイクルの中で「誰かが定期的に見る役割」を明確に持っていないと、パフォーマンスの“緩やかな劣化”はログの片隅に埋もれてしまいがちです。
仮説4:“すぐに壊れない”ものは後回しになりやすい
ユーザーが離脱しているわけでもなく、致命的なエラーが出ているわけでもない。
となると、つい「今すぐ直さなくてもいいよね」と判断されてしまう。
緊急性の高いタスクに押し出される構造がある以上、“じわじわ効いてくる体験の質”にまで目が届きにくいのは自然なことかもしれません。
仮説5:体感のズレは個人差があり、共通認識になりづらい
誰かが「なんか最近ちょっと遅くない?」と感じていても、別のメンバーは「そんなに気にならないけど?」という反応をする。
こうして、違和感の共有が成立しないまま流されてしまうこともあります。
パフォーマンスは定量評価が難しい場面もあるため、“気づいてはいたけど、判断材料として扱えなかった”というケースも多いように思います。
このように、複数の小さな構造が重なって、違和感が違和感のまま見過ごされていく。
それが、プロダクトの“なんとなくの印象”にじわじわ効いてくる背景かもしれません。
違和感を“扱える”ようにするために、できること
こうした“じわじわ型”のパフォーマンス低下は、
気づかれにくく・数値で示しづらく・緊急性も低い──
だからこそ、チームの中で扱える構造をどう作るかがカギになります。
ここでは、先ほどの仮説を踏まえつつ、いくつかの対処アイデアをご紹介します。
解決策1:「最初の印象が基準になる」ことをチーム内で言語化しておく
仮説1に関連:リリース直後に問題がなかったことで油断しがち、という構造に対して。
「初期の快適さが、無意識の基準になり続ける」という前提をチームで共有しておくだけでも、
体感劣化への意識がぐっと変わります。
チーム定例やふりかえりで「最近、ちょっと表示遅くなってない?」と感じたことがあれば気軽に共有してみるなど、肌感を扱える文化づくりにもつながります。
解決策2:「パフォーマンス予防」の視点を、開発プロセスに少しずつ織り込む
仮説2に関連:機能追加とともに劣化していくことを“仕方ない”で済ませてしまう構造に対して。
新機能のリリース時に、「今後パフォーマンスに影響しそうな点ある?」と軽く振り返る時間を設けるだけでも、無自覚な重さを減らすきっかけになります。
「パフォーマンスを悪化させない工夫」を技術選定の基準に加えておくのも効果的です。
解決策3:「見ていないなら見ない前提」で、誰かの役割にする
仮説3に関連:ツールは入っているが見られていない問題に対して。
APMやLighthouseなどがすでに入っているなら、「誰が見るのか」を明確にするだけでも大きな前進です。
定期チェックのリマインドをスプリントレビューやMTGに組み込んでおくのも有効です。
リアルタイムじゃなくても、「1ヶ月に1度確認する」くらいでも十分スタートになります。
解決策4:“壊れてないけど気になる”を、積極的に言葉にして記録する
仮説4に関連:「今すぐ直さなくてもいい」となりがちな構造に対して。
たとえば、「今は対応しないけど、気になったこと」リストをNotionやGitHubで管理しておくのも1つの手です。
ユーザー視点での体験メモや気づきも一緒に残しておくと、あとから検討に戻るときの材料になります。
その場で解決しないとしても、「違和感を残すこと自体」に意味があります。
解決策5:定性的な違和感を、チームで共有しやすくする“仕掛け”をつくる
仮説5に関連:個人差があり共通認識になりにくいという構造に対して。
「自分は気になるけど他の人は気にならない」という感覚を、“共有していい空気”として意識的につくっておくことが大事です。
たとえばSlackで「なんかちょっと気になったUX」というチャンネルをつくってみたり、定例の冒頭で「最近使ってみて気づいたことある?」とゆるく聞いてみるだけでも、感じたことを言いやすい空気が育っていきます。
まとめ:構造に抗わず、扱えるようにしていく
“なんとなく遅いかも”という違和感は、構造的に見過ごされやすいものです。
だからこそ、それを完全に防ぐのではなく、
- 拾えるようにする
- 共有しやすくする
- 忘れないように残しておく
そんな “扱える仕組み” をつくっていくことが、結果的にユーザー体験や信頼感を守ることにつながるかもしれません。
まずはここから:少しずつ、気づける・話せるチームへ
ここまでの話を読んで、
「たしかに見逃されやすいのはわかったけど、実際にはなかなか手が回らないんだよな…」
そんな気持ちになった方もいるかもしれません。それもそのはずで、パフォーマンスの違和感は“重大な不具合ではない”ぶん、日々の優先順位の中ではどうしても後回しになりがちです。
だからこそ、大きな構造を一気に変えるのではなく、扱いやすい単位で、少しずつ積み上げていくことが現実的です。ここでは、実際に取り組みやすかったもの・小さく始められたことでチームが前に進んだものをいくつか紹介します。
1.「気になったことメモ」をどこかに残しておく
- Slack に #気になるUX チャンネルを作る
- GitHub のリポジトリに perf-notes.md みたいな雑記ファイルを置く
- Notion に「気になった体験のログ」コーナーを作る
「今すぐ直すわけではないけど、見過ごしたくない」という気づきをちゃんと残すだけでも、後の判断材料になります。
2. 定期的に「表示速度まわり、変わってきてない?」と問いかけてみる
- スプリントレビューの後、ふと聞いてみる
- 定例の雑談タイムで投げかけてみる
大事なのは、“見るべき数値を揃えること”よりも、“見ていい感覚を持ち寄ること”。「誰かが言うまで誰も気づかない」という構造に、ひとつの穴を開けるきっかけになります。
3. APMやLighthouseのデータを「見る習慣」を持つ
- 月1でもいいので、APMの「First Contentful Paint」などのグラフを見てみる。
- 新機能リリース後に、Lighthouseスコアを開発者が自主的に確認する文化をつくる。
数値がすべてではありませんが、“感覚と指標をセットで見る”ことができるだけでも、判断の確度が上がっていきます。
4. 技術的な視点だけでなく、ユーザーの動きと一緒に見てみる
- ヒートマップやセッションリプレイを見てみる。
- ローディング中に操作を止めてしまっているユーザーはいないかを確認する
- ABテストで体感の違いを試す
こうしたツールを活用すると、「体感としてはどうなのか?」をもう一歩リアルに想像できるようになります。
5. 「やらなかった理由」もちゃんと残す
- 「改善したいと思ったけど、今回は見送った」という判断もログに残しておく
- 意思決定の軌跡があることで、「気づいていたけど対応できなかった」ことを責められない空気が生まれる
こうした透明性があると、次に着手するときのハードルが下がり、話し合いもしやすくなります。
小さくても、“扱える状態”にするだけで違ってくる
パフォーマンスの体感劣化は、判断が難しく、誰かが「これが正解」と言えることではありません。
でも、「ちょっと気になる」を拾える余白がチームにあるかどうかで、プロダクトの印象や信頼感には確かな差が出てくることがあります。
完璧な体験をいきなり目指すのではなく、「気づける」「言える」「残せる」──そんな状態を少しずつ増やしていく。
それだけでも、チームのプロダクトへの向き合い方が変わっていくはずです。
さいごに:体験の質に気づけるチームは、きっと強い
3秒のローディング。
一見すると「まあ許容範囲では?」と思えるかもしれません。
でも、その“なんとなく気になる”という違和感の背景には、
ユーザーとして、あるいは経営者として、「このプロダクトを信頼しているからこそ気になる」という想いが含まれていることもあります。
完璧な体験を最初から作るのは難しくても、“信頼を少しずつ積み上げる姿勢”は、どんなフェーズのプロダクトでも大切にできるはずです。
現場の開発チームは、日々たくさんの制約と優先順位の中で動いています。
いま動いているものを壊さずに、さらに良くするために何ができるか──
その葛藤の中でこそ、「小さな違和感」に向き合う余白は意識しないと消えてしまいがちです。
だからこそ、
「気になることを、気になると言える空気」
「言ったことが、ちゃんと残っていく仕組み」
「今できないことも、“あとでやる”ための判断材料として扱える状態」
こういった土台を少しずつ育てていくことが、
長く使われるプロダクトに、そして止まりにくいチームに繋がっていくのではないでしょうか。
このコラムもまた、何かの正解を提示するというよりは、「どこかのチームで似たようなことがあったとき、思い出してもらえる材料のひとつになれば」という想いで書いています。
チームにとっての“ちょっとした遅さ”が、前向きに対話されるきっかけになりますように。
ちなみに…
私たちのチームでは、今回のような課題──
- ページ表示速度やUXパフォーマンスに関する診断・改善支援
- APMやLighthouseなどのツール導入・活用方法の設計
- 技術的な負債が蓄積しにくい設計・レビュー体制づくり
- 「気づきを拾えるチーム文化」を育てる技術内製化支援
こうしたテーマに対して、現場に寄り添いながら一緒に取り組む支援を行っています。
「課題は感じているけど、どこから手をつけたらいいか分からない」
「チームの負荷を増やさず、改善のサイクルを回していきたい」
そんな思いをお持ちの方がいらっしゃれば、
まずはお話を伺うところから、ご一緒できればと思います。
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