Amazon CognitoでSSOを導入しユーザー数増加

はじめに
BtoC向けWebサービスでは、ユーザーがスムーズにログインできることが重要です。従来はメールアドレスとパスワードのみで認証を行っていたサービスに、利便性向上のためSSO(シングルサインオン)を導入しました。Amazon Cognitoを活用し、Facebook, X, Google, Yahooのアカウントでのログインを可能にすることで、ユーザー数の増加と休眠ユーザーの復帰率向上につながりました。
支援内容
弊社では、Amazon Cognitoを活用して以下のようなSSOの導入を行いました。
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SSO導入の設計と要件定義
- 既存のメールアドレス・パスワード認証との共存
- SSOプロバイダーとしてFacebook, X, Google, Yahooを選定
- セキュリティ要件の整理(トークン管理・アクセス制御)
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Amazon Cognitoの設定
- ユーザープールの作成とSSOプロバイダーの登録
- OAuth2.0フローを活用した認証の実装
- アクセストークン・リフレッシュトークンの管理設定
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フロントエンド・バックエンドの統合
- フロントエンド(React)でのSSOログインUIの実装
- バックエンド(Express.js)とのトークン検証処理の実装
- ユーザー情報の統合(既存のユーザーアカウントとのマッピング)
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運用と改善
- SSOログインの利用状況分析(導入後のアクティブユーザー変化)
- 休眠ユーザーの再アクティブ化施策の検討
- 定期的なセキュリティ監査とSSOプロバイダーのAPI更新対応
Amazon Cognito導入のメリット
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ユーザー体験の向上
- ワンクリックでログインが可能になり、新規ユーザーの登録ハードルが低減
- パスワードを忘れることなく、より簡単にアクセス可能
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利用者数の増加
- Facebook, X, Google, Yahooのアカウントを活用することで、新規ユーザーの獲得が加速
- 特にモバイルユーザーの流入が増加
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休眠ユーザーの復帰率向上
- 既存ユーザーが再ログインしやすくなり、離脱率の低下
- SSOログインの通知を活用したマーケティング施策との連携が可能
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開発工数の削減
- Amazon Cognitoの管理コンソールを活用し、認証機能を簡単に設定・管理
- 独自認証システムの運用コストを削減し、保守負担を軽減
スケジュール・支援期間
- 1ヶ月目: SSO導入設計、Amazon Cognitoの設定
- 2〜4ヶ月目: フロントエンド・バックエンド統合、UI/UX改善
- 5ヶ月目以降: 運用と継続的な改善、ユーザー行動の分析
Amazon Cognitoを活用したSSOの導入により、ユーザーの利便性向上だけでなく、利用者数の増加と休眠ユーザーの再活性化を実現しました。これにより、サービスの成長とエンゲージメント強化に貢献しました。
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